2 パッチ
 欠損孔や狭窄部を修復する際に,パッチが必要不可欠で,様々な素材が用いられる.いずれも成長は望めないため,近隣の自己組織の成長などによって再手術が回避されることを期待し再建が行われる.パッチの種類は,修復場所や,耐圧性を考慮し選択する.異種心膜を材料としたパッチは,遠隔期に石灰化する.
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Ⅰ 総論 > 2 人工材料の耐久性 > 2 パッチ
 
先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン
(2012年改訂版)

Guidelines for Management and Re-interventional Therapy in Patients with Congenital Heart Disease Long-term after Initial Repair(JCS2012)
【ダイジェスト版】