3 術後の経過観察のポイント
先天性心疾患術後の状態は個人差が大きく,小児患者の特徴を十分に把握した上で行うことが望ましいこと,そして成長期から成人期以降にかけての極めて長期にわたる経過観察が必要になること,この2 点が大きな特徴である.また,小児では成長という成人にはない活発な生体活動があり,病態変化が早いこと,異物に対する反応は成人よりも高度という特殊性がある.この点で経過が良好であっても,複雑疾患では成長期における定期的経過観察は不可欠である.
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Ⅰ 総論
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1 経過観察の必要性
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先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン
(2012年改訂版)
Guidelines for Management and Re-interventional Therapy in Patients with Congenital Heart Disease Long-term after Initial Repair(JCS2012)
【ダイジェスト版】